令和と領収証

私のお店の定休日は日曜と祝祭日だが、開業10年にして初めて、ゴールデンウィークに営業してみた。と言っても全ての日ではなく、5月1日から4日までの4日間だけだが。自分に予定のない日を選んで仕事が出来るのは自営業のいい所なのかも知れないけれど、さすがに10連休もしたら食べていけない。
祝祭日は休みだということはお客さんにも浸透しているので、1日の夕方にお客さんにショートメールやLINEで「営業してます」と連絡をした。返信はあったりなかったりだったけど、普段から観光客はほぼ皆無で、仕事帰りのサラリーマンがほとんどなので、1日に1組でも来てくれたらラッキーくらいの気持ちで開店だ。
本来なら休みの日のはずなのに働いている状況に、自分のモチベーションを維持できるか心配だったけど、「5時夕食、5時半シャワー、6時半メイク、7時半着替え」といつものタイムスケジュールに乗れば、なんてことなかった。習慣とはなんて便利で楽チンなんだろう。
テレビでは元号が「平成」から「令和」になった話題で持ち切りだったけど、不思議とお客さんとはそういう会話は出なかった。ただ、4日間で令和を意識したのは、領収証を書いた時。
記念すべき令和最初の領収証は、A氏宛て。
「元年でいいんだよね? 1年がいいのかな? 令和じゃなくてRでいいですか?」と、とにかく戸惑う。A氏と相談し「R1年」にした。
2枚目の領収証はT氏。そして3枚目はS氏。休日に領収証を切れるのは、皆さん揃いも揃って経営者だわ〜と妙なところで感心したけど、それぞれに相談した結果「令和元年」「R元年」と3枚ともバラバラの書き方になってしまった。
今、ネットで調べてみたら、令和の場合は元年で、Rとアルファベットで表記の場合は1年とするのがいいようだ。1つ賢くなった。よし、私は「R1」でいこう!

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