★ナイトワーク基礎知識~メンズエステ編~★
面接(体験入店)に必要なものはある?
沖縄県内での夜のお仕事業界では、面接と体験入店の際に基本的に必要なものはありませんが、場合によってはお店側からの要望があれば「顔写真付きの身分証明書」が必要となります。「顔写真付きの身分証明書」の提示を必要とする理由は、18歳未満からの応募が多いキャバクラやガールズバー等が未然に雇用を防ぐ為の手段として行っており、メンズエステでも同じことが言えます。
18歳未満を雇用してしまうとお店が罰せられてしまうため採用担当者は、「年齢を聞かずに採用してしまった!」なんてことにならないよう身分証を必ず確認します。中には、知り合いから借りた身分証を持ってくる人もいるので採用後にトラブルが起きない為にも「顔写真付きの身分証明書」がより重要となります。
面接希望でお問い合わせの際に事前にお店側に確認をしておけば、後から提示を求められる心配もなくスムーズに面接が進むはずです。
また、ほとんどのお店で「出張面接」を行っており都合の良い近くの場所やお店など、希望の場所までスタッフが来てくれて現地にて面接をしてもらえるので、『いきなりお店に行くのが不安…』と思う女の子でも安心して面接する事が出来ます。
【使える身分証明書】
~ 運転免許証 ~
一般的によく使われている身分証明書です。
特に沖縄は「車社会」の為、ほとんどの方が運転免許証を利用しています。
~ 学生証・パスポート・顔写真付マイナンバーカード ~
運転免許証を持っていない人でも免許証と同じように身分を証明することができます。
学生証も顔写真付きであれば使えますが、お店によっては健康保険証も一緒に見せる必要があります。
もし身分証を持っていないのであれば、住民票や保険証、公の機関が発行した資格証明書(写真付きのもの)などを合わせて用意しておくと対応してくれるところもありますので、お店へ事前に確認しておきましょう。
メンズエステってどんなお仕事?
メンズエステを風俗店と思っている女の子もいるかもしれませんが、風俗店ではありません。女性セラピストがアロマオイルなどを使ってマッサージをするリラクゼーションを目的とした男性専用のエステサロンで、お客様は服を脱ぎ紙パンツ一枚で施術を受けます。
お店によってエステの内容は様々で「もみほぐし」「ボディトリートメント」「リンパマッサージ」「アロママッサージ」「タイ古式マッサージ」などの内容があります。身体のコリや疲れを取り除くお仕事ですが、「洗体」や「密着」といったお客様との密着度が高いエステサービスを提供するお店もあります。そのため、お仕事と割り切れず男性に触れることに抵抗がある女の子には向いていないお仕事かもしれません。
また、接客業なのでマッサージで癒しながら会話も楽しむなど、お客様が心地よくなれる接客を心掛けなければいけません。仕事をする上でマッサージの資格は一切必要なく、未経験者でも女性スタッフによる講習を受けてから初めてお客様を接客するので、安心して働くことができます。
~ 店舗タイプ ~
通常のテナントを借りて、パーテーションなどで部屋を仕切った作りになっています。基本的にはスタッフが常駐しておりますので、もし問題が起きた場合でもすぐに対処してくれる安心できる環境です。
~ マンションタイプ ~
一般の1ルームマンションの1室をお店として利用していて、お客様と一対一での接客になります。
出勤は各部屋に直接行くことになりますので、日によってお部屋が変わる場合もあります。
~ デリバリータイプ ~
お客様の宿泊するビジネスホテルや自宅へ出張します。
基本的にはお店のスタッフが送迎をしてくれるので、出勤は待機事務所へ行き、場合によっては自宅待機も可能となります。
↑[★基礎知識~デリバリーヘルス編~★]で詳しく解説↑ ※近日更新予定
どうやってお店を選べばいいの?
メンズエステはマッサージ店ですので未経験の女の子にいきなり接客をさせることはありません。
働く前に女性スタッフによる講習があり、マッサージの方法を丁寧に教えてもらえる研修制度があるお店を選ぶことが重要です。
DVDを渡されてそれを見るだけというお店も中にはあるようですが、身体のコリや疲れを取るリラクゼーションを目的としているのにマッサージの技術を身につけないできちんとした接客をすることはできません。
そして、面接前の下調べとして必ずチェックして欲しいのがお店のWEBサイトです。今ではネット予約や広告は欠かせません。集客に力を入れていて、頻繁にWEBの内容を更新しているお店は優良店が多く「集客に力を入れているお店=稼ぎやすいお店」といえるでしょう。
またサービス内容やオプションなどお仕事内容がある程度わかる上、在籍している(出勤している)セラピストの写真も載っているので、働く女の子の容姿や年齢層、制服など、お店のコンセプトが自分と合っているか事前に知ることができます。
求人広告やWEBサイトに書かれていなかったり、実際に話を聞いてみないとわからない事もあると思うので、後で「こんなはずじゃなかった!」とならないよう分からないことは面接でしっかり確認をして納得した上で働き始めましょう。
メンズエステでもほかのナイトワーク同様「体験入店」ができます。給料制度やサービス内容はお店によって様々なので、複数の店舗を比べてみるのも良いかもしれません。客層、スタッフや店内の雰囲気、どこまでの行為を許可しているかなど「体験入店」で働いてみて自分に合ったお店を見つけて下さい。
働くのに必要なものは?
~ 服装 ~
自分で用意するか、お店に制服がある場合はレンタル料やクリーニング料を払って借りることも出来ますが、近年はレンタル料やクリーニング料を払わず、無料で制服を借りることができるお店ほとんどです。
女の子は服を着たままマッサージを行います。美容系エステのユニフォームと同じようなものからノースリーブやミニワンピ、パレオなど様々です。
メンズエステは視覚から得られる楽しみもウリとなるので、お店によっては女性らしさが強調された露出度が高めの制服もあります。なので、セラピストが着ている制服を見て許容範囲かどうか確認しましょう。
~ ハンドケア用品 ~
自分の手は大事な商売道具です。長い派手なネイルはこの仕事には向いてません。
爪が伸びているとお客様の体を傷つけたり、ガサガサに荒れた手でマッサージをしては癒すどころか不快感を与えかねません。爪切りやハンドクリームなど、ケア用品は常に用意していた方が良いでしょう。
アロマオイル、タオルなどはお店側が全て用意していますので持参する必要はありません。
~ メイク道具 ~
接客業は身だしなみが大切。サッとメイク直しができるアイテムを入れておくと安心ですよね。
~ スマホ ~
基本的にメンズエステではお客様と連絡先交換をすることは禁止されております。お店がヒマな日は待機している時間も長くなり、その時間を気楽に過ごす為にもスマホの存在は欠かせません。
お給料を上げるにはどうすればいい?
メンズエステは基本的に完全歩合制のため、お客様を接客した人数と時間やコース内容によってお給料が変わります。
高収入を得るにはたくさん接客する必要がありますが、お店によっては「日給保証」「指名料バック」「各種ボーナス」などお給料にプラスされるシステムがありますので、それらをうまく活用するのもお給料を上げるコツのひとつです。
特に、指名客を増やすのはとても重要で、指名料バックが付くだけでなく常連さんになれば定期的に来店してもらえるなどお給料も安定させることができます。ロングコースで接客ができれば少ない人数で効率よく売り上げを出せますが、長時間のマッサージで飽きさせないためのテクニックが必要です。
また、最近ではSNSや集客サイトなどによる営業活動が集客に大きく影響を与えるため、人気セラピストは写真などをまめにUPし自分の存在をアピールしています。お客様も女の子自身が発信している情報は信頼できるし、何度かチェックしていると親近感も湧いてくるものです。
実際にフォロワーから新規の指名客がつくこともあります。
メンズエステでもノルマや罰金があるの?
お店にもよりますが、ほとんどのお店がノルマや罰金はないようです。
消耗品の代金が雑費として給与から引かれますが、バック額に込みの場合もありその額やパーセンテージはお店によって異なります。
ただし、遅刻や当日欠勤、無断欠勤といったことは罰金としていることが多いようです。まず、休む場合は必ずお店に連絡するのがマナーであり、いい加減な勤務態度はお店からの信用を損ないかねません。どんな場合でも無断欠勤だけは止めるべきです。病気や緊急事態の場合はお店も分かってくれます。
マッサージのスキルは必要?
資格はなくても働けますが、技術は常に磨いていかないとリピーターのお客様を増やすのは難しいと思います。
メンズエステもキャバ嬢のように人気商売な面があり、さらに高収入を…となると、容姿だったり、接客トークなどお客様を引き付ける「ウリ」が必要となってきます。マッサージ技術もその一つで自分の努力でスキルアップが可能です。
お客様は身体のコリをほぐしに来店されるのですからマッサージができるのは当然のこと、満足度が高ければ高いほどリピートしてくれる可能性が高くなり本指名をしてもらえることにもつながります。逆に下手だと二度と指名してもらえないかもしれません。そのため、きちんとしたお店では定期的に講習を行ってスタッフのスキルアップをサポートしてくれます。
コリをほぐすのは意外と力もいるし1日に何人も接客をするとなると体力的にも大変ですが、努力が結果につながるやりがいのある仕事といえるでしょう。