キャバクラの「同伴」とは？メリットやマナー、注意点を解説

公開：2022年10月27日　更新：2023年12月25日

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キャバクラには「同伴（同伴出勤）」というサービスがあることをご存知でしょうか。同伴にはさまざまなメリットがあり、キャバクラで働くなら有効活用したいサービスの一つです。
そこで今回は、キャバクラの同伴をテーマに、メリットやマナー、注意点を解説します。キャバクラで働き始めたばかりの人や、同伴の上手なやり方を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次隠す

キャバクラの「同伴」ってどういうサービス？

キャバクラの同伴とは、出勤前にお客様と食事や買い物を楽しんでから一緒に出勤することです。
キャバクラは開店直後の客入りが少なく、この時間だけ赤字になってしまうこともあるため、確実にお客様に入店してもらえる同伴はお店にとって重要な収入源とされています。

同伴とアフターの違い

キャバクラには、同伴以外に「アフター」というサービスがあります。
同伴もアフターもお店以外の場所でお客様に会うという行為自体は同じですが、アフターは勤務終了後のサービス、同伴は出勤前のサービスである点が大きな違いです。
そのため、アフターは居酒屋やバーなど限られた場所にしかいけませんが、同伴ではショッピングや映画鑑賞、スポーツ観戦など、さまざまな過ごし方ができます。
また、同伴はアフターよりもお店の利益につながるため、同伴バックやポイントとしてキャバ嬢の収入にも還元されやすいのが特徴です。

キャバクラで同伴するメリット

キャバクラの同伴は、上手に活用すればキャバ嬢にとってたくさんのメリットがあります。
続いては、キャバクラで同伴するメリットをいくつか紹介します。

バックやポイントによる収入アップ

キャバクラのなかには、同伴バックを導入しているお店があります。
同伴バックの相場は1回につき1,000〜3,000円のため、ドリンクバックに比べるとかなり効率良く稼ぐことができます。
また、ポイント制の給与システムを導入しているキャバクラの場合、同伴でポイントを稼ぐことが時給アップにつながります。

入店後に本指名を取りやすい

お客様と一緒に入店する同伴の場合、そのまま本指名してもらえる機会もたくさんあります。
本指名されれば、さらにバックやポイントによって収入に還元されるため、まさに一石二鳥と言えるでしょう。
ちなみに本指名バックの相場は1,000〜2,000円程度が相場のため、同伴＋本指名を獲得できれば、合わせて2,000〜5,000円ほどの収入アップにつながります。
キャバクラでたくさん稼ぐためには、「同伴＋本指名」の流れを作ることが大切です。

お店から大事にされる

同伴を積極的にこなすキャバ嬢はお店から見てもありがたい存在です。
そのため、お店から特に大事にされる傾向にあります。
もし固定客がいないキャバ嬢であれば、上客を優先的に回してもらえることもあるかもしれません。キャバ嬢になったばかりの人は、お客様を積極的に同伴に誘ってみましょう。

お客様との距離を縮められる

同伴ではお店で話さないようなプライベートな話をすることもあるため、キャバ嬢とお客様の距離を一気に縮めることができます。
お客様との距離が縮まれば、お店での会話も盛り上がり、お客様からの好感度をさらに上げることができるでしょう。
またお客様と仲良くなればなるほど、次の同伴やアフターに誘いやすくなるため、収入面でも大きなメリットがあります。

キャバクラで同伴するときのマナーや注意点

キャバクラの同伴でお客様の心を掴むには、マナーを守ることが大切です。
ここからは、お客様に好印象を与え、同伴を有効活用するためのマナーや注意点について紹介します。

同伴に適した身だしなみ

同伴は、あくまでキャバクラのサービスの一環です。
そのため、お店以外の場所でお客様に会うときも、清潔感のあるおしゃれな身だしなみを心がけることが大切です。
ただし、一目でキャバ嬢だと分かるような派手な服装だと街中で浮いてしまうことがあります。
キャバクラの店内で着るような派手なドレスではなく、落ち着いた雰囲気の服装を心がけましょう。

食事のマナー

同伴ではお客様と食事に行くことが多いです。食事のマナーはしっかりと覚えておきましょう。
食事のマナーで特に気をつけたいことは、次の3つです。

・くちゃくちゃと音を立てて食べない
・口に物が入っているときは喋らない
・食器の音を立てない

この3つができていないと、食事の相手を不快にしてしまう可能性があるため注意が必要です。

また、お客様の食事マナーが気になったとしても、キャバ嬢がそれを指摘するのはNGです。
マナー違反を指摘されると恥をかかされた気持ちになってしまうため、見なかったことにしてあげましょう。

2人きりになる場所はNG

同伴で、お客様と2人きりになるような場所に行くのは避けたほうが良いでしょう。
キャバクラの店内とは違い、店外でセクハラ行為を受けたとしても、守ってくれる店長や男性スタッフはいません。
2人きりになる場所というとホテルをイメージする人も多いかもしれませんが、カラオケの個室やクルマの中も要注意です。

時間を厳守する

同伴をしたことで、キャバクラの出勤時刻に間に合わなかった場合は、普通に遅刻として扱われてしまうため注意が必要です。
お客様の中には「同伴中なんだから出勤に間に合わなくても平気だよ」と考えている人もいるため、あらかじめお客様には出勤時間にはお店にいなければいけない旨を伝えておくようにしましょう。

キャバクラの同伴の上手な誘い方

キャバクラの同伴は、お客様から誘ってくれる場合もありますが、収入アップを目指すなら、キャバ嬢から上手に誘うことも大切です。
お客様のなかには、同伴に誘われることに警戒感を持っている人も少なくないため、誘い方のコツを覚えておきましょう。

メールやLINEを活用する

キャバクラでは売れっ子になればなるほど、メールやLINEを使いこなす人が多いと言われています。
店内でお客様を誘うよりも、メールやLINEのほうが同伴の約束がしやすいというメリットもあります。

店内でお客様から連絡先をもらったら、翌日には「昨日はありがとうございました」とお礼のメッセージを送りましょう。やり取りを何度かしたうえで、同伴に誘ってみるのがポイントです。
特にお昼休みなどは、お客様がお礼メッセージに気づきやすいため、同伴をOKしてくれる可能性が高くなります。

ただし、お礼メッセージや同伴のお誘い文があまりに短かったり、テンプレートっぽい長文だったりすると逆効果になってしまうため注意が必要です。お客様一人ひとりに合わせて、丁寧な文章を作ることを心がけましょう。

「同伴」という言葉を使わない

お客様は、キャバ嬢から同伴に誘われることに警戒心を抱く場合もあります。
そのため、上手に誘うには、「同伴」という言葉はできるだけ使わないのがポイントです。
「同伴お願いします！」と直接言うのではなく、「前にお話しして下さった〇〇というお店がとても気になっています。出勤前になってしまうのですが、もしよければご一緒してくれませんか？」というように、あくまで自然な流れでお誘いするのが良いでしょう。

キャバクラの同伴は上手に活用しよう！

キャバクラの同伴はお店にとってもキャバ嬢にとっても、たくさんのメリットがあります。キャバクラで働くなら、同伴についてしっかりと理解し、積極的に活用するのがおすすめです。
ただし同伴で収入アップを目指すなら、マナー厳守は絶対条件です。お客様との時間を楽しみつつも、あくまでプロのキャバ嬢とお客様という関係性を忘れないようにしましょう。
キャバクラの同伴は上手に活用すれば、キャバ嬢の強い味方になります。「売れっ子キャバ嬢になりたい！」「キャバクラでもっとたくさん稼ぎたい！」という人は、どんどん同伴にチャレンジしてみてください。

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