キャバクラの「アフター」って？同伴との違いや気をつけたいこと

公開：2022年10月27日　更新：2023年12月25日

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キャバクラには「アフター」というサービスがあります。名前は聞いたことあるけど、実際にどんなことをするのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、キャバクラのアフターとは何か、同伴との違いや注意点を解説します。

キャバクラの「アフター」とは

キャバクラのアフターとは、キャバ嬢が退勤した後、お客様と一緒に遊びに行くことを指します。
基本的にアフターには時給が発生しないため、キャバ嬢にとっては一種のサービス残業です。しかし、アフターは指名を増やすために有効な手段なので、収入アップのために行うキャバ嬢も多いです。
ただし、キャバクラで働くなら必ずアフターをしなければいけないというわけではありません。時給が発生しないサービス残業なので、アフターするかしないかを決めるのはキャバ嬢自身です。
そのため、キャバ嬢として働くなら、アフターに関する正しい知識を身につけておくことが大切です。

アフターと同伴の違い

同伴とは、キャバ嬢が出勤する前にお客様と店外で会い、一緒にお店に出勤することを指します。
同伴は確実に店内指名に繋げられるため、活用するキャバ嬢が多いです。
一方で、アフターは、キャバ嬢が本当に信頼するお客様だけにしかしないサービスです。アフターをすることで、よりしっかりとお客様の心を掴むことができますが、リスクもあるため、あまり良く知らないお客様から誘われても断るキャバ嬢が多いです。

キャバクラのアフターではどんなことをする？

アフターは、お客様がお気に入りのキャバ嬢と店外でデートをして、疑似恋愛を楽しむのが目的です。
2人で良い雰囲気のお店に食事に行ったり、プレゼントをしたりして、キャバ嬢を喜ばせようとするお客様が多いです。
続いては、キャバクラのアフターでは具体的にどんなことをするのか、よく行く場所やメリットについて解説します。

アフターでよく行く場所

キャバクラのアフターでよく行く場所としては、次のようなところが挙げられます。

・カラオケ
・居酒屋
・高級バー
・高級料亭

アフターでどこに行くかは、お客様がどのようなデートをしたいかによって決まります。

例えば、キャバ嬢と盛り上がりたいというお客様からは、おしゃれな居酒屋やカラオケに誘われることが多いです。一方で、キャバ嬢との会話をゆっくりと楽しみたいお客様からは、高級バーや高級料亭に誘われることもあるかもしれません。アフターに高級店に行くときは、お客様に恥をかかせないよう、マナーを勉強しておくことが大切です。

また、キャバクラのアフターの行き先として意外と多いのが、別のキャバクラやガールズバーなどです。
キャバクラやガールズバーは女性でも入店することができるため、自分のお店ではキャバ嬢でも、別のお店ではお客様としてサービスを受けることができます。
キャバクラやガールズバーなら男性スタッフも目を光らせているため、キャバ嬢にとっても安全にリラックスして楽しむことができるでしょう。

アフターに行くメリット

アフターは基本的にサービス残業ですが、それでもアフターをするキャバ嬢が多いのは、以下のようなメリットがあるからです。

・指名が増える
・プレゼントをもらえることがある
・自分では行けないような高級店に行けることがある

キャバクラでアフターに行く１番のメリットは自分を指名してくれるお客様が増えることです。
お客様にとっても、プライベートな時間も自分と一緒に過ごしてくれるキャバ嬢に好感を持つのは自然なことと言えるでしょう。

また、キャバクラのアフターは、そのお客様を他のお客様よりも大事にしていますよというキャバ嬢の意思表示にもなります。アフターでお客様に良いサービスを提供できれば、「自分を大事にしてくれるだけじゃなくて、こんなに素敵な女性だったんだ」と好感度を上げられるため、まさに一石二鳥です。

ほかにも、キャバクラのアフターでは、高価なプレゼントをもらえたり、自分では行けないような高級料亭に行けたりなど、さまざまなメリットがあります。時給の発生しないサービス残業ではありますが、アフターをしっかりこなせば収入アップにつながるでしょう。

キャバクラのアフター＝肉体関係ではない！注意したいこと

キャバクラのアフターはたくさんのメリットがある一方、キャバ嬢を続けるうえで絶対に注意しなければならないことがあります。
アフターで店外に出たとしても、常にキャバ嬢としてプロ意識を忘れないことが大切です。
ここからは、キャバクラのアフターで特に気をつけたいことを紹介します。

絶対に肉体関係にならない

男性には狩猟本能があると言われており、一度手に入ってしまったものにはすぐに飽きてしまう傾向があります。
肉体関係はその典型例で、お客様と肉体関係を持ってしまった後、そのお客様がお店に来なくなった、そのキャバ嬢を指名することがなくなったというケースは少なくありません。
またお客様と肉体関係を持ってしまったことが他のお客様に知られてしまうと、体目当ての客ばかりが集まり、余計に枕営業をやめられなくなってしまいます。お客様と肉体関係を持ってしまうとキャバ嬢としての名前に傷がつくため、他のキャバ嬢からもよく思われません。

お客様からアフターに誘われたとしても、肉体関係を持たなければならないわけではありません。
一度でもお客様と肉体関係を持ってしまうとキャバ嬢として働くうえでの大ダメージを受けてしまうため、しっかり注意しましょう。

悪口は厳禁

アフターはあくまでキャバクラのサービスの一環のため、キャバ嬢とお客様の関係でいなければいけません。
そのため、アフターでお客様にお店の愚痴や他のお客様の悪口を言うのは絶対にNGです。
悪口はキャバ嬢の印象を貶めるだけでなく、お店の雰囲気を悪くし、自分の首を絞めることにもつながります。
例えお店の外であっても、プロとしての自覚を忘れないことが大切です。

謙虚さと品を忘れない

特に日本の男性は、女性に対して男性の3歩後ろを歩く謙虚さを求める傾向があります。
そのため、店内だけでなくアフターであっても、謙虚で品のある行動を心がけましょう。
例えばアフターで高級店に行き、お客様から「好きなのを頼んでいいよ」と言われたからといって、高いものばかりを頼んではいけません。さりげなく値段を気にしつつも男性が気持ちよく驕れるものをチョイスするのが、キャバ嬢の腕の見せ所と言えるでしょう。

遠出しすぎない

キャバクラのアフターは深夜から朝方に行くのがほとんどです。次の日の営業に支障が出ないように、遠出しすぎないように注意しましょう。
また、お客様の飲酒運転に同乗してしまうとキャバ嬢も罪に問われ、またお店にも迷惑をかけることになります。お客様が運転するクルマには乗らないようにし、タクシーに乗るのも避けたほうが良いでしょう。
大体のキャバクラは繁華街にあるため、遠出しなくてもアフターにぴったりのお店が近場にあるはずです。