掛け持ちで出来るナイトワーク

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掛け持ちで出来るナイトワーク
働き方改革やリモートワーク・テレワークの推進によって、「今のバイトの収入だけでは足りない」「シフトを増やしたいけど空きがない」「時間があるから有効活用したい」など、アルバイトの掛け持ちや副業を考える方は非常に多くなっています。
特に、ナイトワークは一般的なアルバイトの中でも時給が高いため、1日たったの数時間働くだけでも場合によっては月に数十万円を稼ぐことが可能です。限られた時間でも効率良く収入アップできるので、本業の空いた時間を使って働く女性が増えてきています。
また、掛け持ちをする目的は収入を増やすためだと思いますが、もう1つのお仕事を持つことで接客の経験や知識が増えたり、普段とは違うお仕事をすることで気分転換にも繋がるなど、収入以外のメリットもたくさんあります。
そこで今回は、これからナイトワークでの掛け持ちを考えている方にメリット・デメリット、注意点やコツについてご紹介します。

目 次 隠 す

    掛け持ちをするメリット

    掛け持ちをするメリット

    収入が増える

    お仕事を掛け持つ事で収入が増え金銭面にゆとりができると「好きな物が買える」「目標としている貯金額が早く達成できた」「シンママでも子どもに辛い思いをさせずに済む」など、生活が豊かになり、精神的にも余裕が持てます。特にナイトワークは時給が高いのが魅力です。

    時間の融通が利きやすい

    ナイトワークは「週1日からOK」「1日2~3時間でもOK」と短時間の勤務が可能で、自分の都合に合わせてシフトを入れられるなど掛け持ちをしたい人にとって働きやすい条件がそろっていますので、効率的に稼ぐことができます。

    いろいろな経験ができる

    複数の職種を経験することで、新しいお仕事のスキルを学べたり、これまでとは違った人脈を広げることができます。
    働き方も様々で、副業で得たスキルを生かして本業のキャリアアップをする人もいれば、趣味を楽しむように好きな職種でお金を稼ぐ人もいます。

    掛け持ちをするデメリット

    掛け持ちをするデメリット

    スケジュール管理

    アルバイトを掛け持ちするとどうしても体力や精神的な負担が増えたり、朝~夜まで働く時間が長くなるため疲労がたまり体調を崩しやすくなります。
    無理なく続けるためにも、プライベートとお仕事のバランスを上手く調整しながらスケジュールを組みましょう。
    稼ぎたいからと言ってタイトなスケジュールを組んでしまうと、本業や学業との両立が難しくなったり、いつも時間に追われることで精神的にもゆとりが持てなくなってしまいます。
    学生さんの場合、アルバイトが忙しすぎて成績が落ちたなど学業に悪い影響がでないよう意識して行う必要があります。

    体調管理

    体調を崩して昼のお仕事を休む事になれば、それぞれの職場に迷惑がかかるだけでなく休んだ分収入も減ってしまいます。疲れた状態でお仕事をしていれば、普段はしないようなミスをしてしまったりと、かえって効率が悪くなるかもしれません。
    過度なナイトワークの連勤は避け、きちんと休みをとって心身の疲れをたまにはリセットするよう心掛けましょう。自身の体力やライフスタイルに合った働き方が大切です。

    掛け持ちをする上での注意点

    掛け持ちをするデメリット

    複数の職場があれば多くの収入を得る事ができ、バイト先の都合でシフトを減らされたり、辞めなければならない状況になった場合のリスクヘッジにもなります。
    しかし、安易に掛け持ちを始めたことで思わぬトラブルを招いてしまう事もありますので気を付けなくてはなりません。

    就業規則を確認しよう

    掛け持ちが可能かどうかは会社の「就業規則」によって異なります。会社としては他社で働くことで社外秘の情報が漏れたり、体調を崩してお仕事に支障をきたすなど会社にとって不利益につながるケースがあるため、禁止としている場合があります。
    損害を与える行動と判断された場合、懲戒処分になる事もありますのでお仕事を掛け持ちしたいと考えた時は、必ず「就業規則」を確認しましょう。

    掛け持ちすることを事前に伝える

    申告は義務ではありませんが状況によっては、黙っていた事であなたの印象や立場が悪くなってしまう可能性もありますので、後々トラブルにならないよう前もって掛け持ちをしている事を両方の職場や同僚に伝えるほうが良いでしょう。
    禁止されていないのであれば、両立できるようにシフトを調整してくれるなど協力してもらえるかもしれません。
    もし、内緒で働いても確定申告の際にバレてしまうという事がありますので注意が必要です。

    異なる業種・職種で

    掛け持ちをするお仕事は違う業種や職種にするほうが理想的です。
    似たようなお仕事だと既にあるスキルが使えるので簡単に始めやすいと思うかもしれませんが、同じ業種のアルバイトを掛け持ちすると、繁忙期も同じ時期に集中してオーバーワークになったり、疲労度合いやストレスになる事も似てしまいます。
    シフトが重なった場合には、どちらか一方のお仕事を断る事態になりかねません。双方のアルバイト先に迷惑をかけないような配慮が必要です。

    税金について

    税金について

    忘れてはいけないのが年収が一定額をこえると納税の義務が発生するという事です。アルバイトを掛け持ちしている場合、全てのアルバイトで得たお給料の合計が年収です。所得税は一般的に月のお給料から源泉徴収されていますので納め忘れについて気にした事がない方も多いかと思いますが、掛け持ちをしている場合は自分で確定申告をして所得税を納めなければいけません。
    通常は年末頃に勤務先に年末調整をしてもらい納税額の調整をしますが、年末調整は1カ所でしか行えないので、複数のアルバイト先でのお給料を自分で申告をしなくてはいけません

    所得税

    国に納める税金です。収入に応じて納税額が増える仕組みで、年収が103万円をこえると納税の義務が発生します。

    住民税

    地方自治体に納める税金で、住んでいる地域によって違いがありますが、およそ年収が100万円をこえると納税の義務が発生します。

    働き方に気を付けないと、社会保険や税金などで損につながってしまうこともあります。
    例えば、学生さんで保護者の扶養に入っていた場合は扶養から外れるため、扶養者の税金も増えてしまい思わぬ負担になる事があるので注意が必要です。
    それでも、できるだけ多く稼ぎたいという学生さんのために「勤労学生控除」という控除を受けられる制度もあります。納税者が勤労学生で、要件を満たしていれば所得税が発生する年収額が130万円まで広がります。扶養からは外れてしまいますが、学生本人は年収130万円まで所得税がかかりません。
    また、年収130万円以上になった場合は社会保険料の負担が発生します。
    扶養者の社会保険からも外れてしまうため、自身で国民健康保険などの保険料を納めなくてはなりませんので、学生さんや主婦の方で扶養の範囲内で働きたい方は、年収が納税のラインをこえないようなシフト管理も必要になってきます。
    もし、納め忘れや面倒だからと放っておくと、脱税とみなされたり延滞などの追徴課税が請求されてしまいますので、きちんと確定申告を行いましょう。自分だけでなく家族にも関係のある事ですので、家族やアルバイト先と相談しながら自分にとって良い働き方を見つけて下さい。

    短時間で効率よく高収入が得られるオススメの職種

    夕方以降からの営業で、勤務時間も1~2時間程度の短時間から可能なため、お昼のお仕事が終わった後や休日などに働くことができます。
    基本的に同業先で働くのは禁止の場合が多いのでナイトワーク同士の掛け持ちはできないと思った方が良いでしょう。
    例外として、系列店があってお店側が許可をしているのであれば、ガールズバー・キャバクラ・昼キャバなど営業時間の違うお店で働ける事もあります。

    キャバクラ

    お客様と同席してお酒を飲みながら会話を楽しむ接客業です。自由出勤のお店であれば自分のスケジュールに合わせて働くことができます。
    同伴やアフターがあり、お店によってはノルマもあります。お客様と連絡先を交換していれば、営業時間外でもそれなりに対応しなければいけないので、掛け持ちのハードルは高めです。
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    ガールズバー

    カウンター越しでの接客がメインです。同伴やアフターなどの強制も無くて私服やお店の制服で働けたりと気楽に働くことができます。
    20代や30代前半の方が多く、学生さんやOLさんも掛け持ちがしやすい人気なナイトワークです。
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    スナック・ラウンジ

    ママさんがいる所が多く、ママさんのお手伝い感覚で安心して働けます。主婦やお昼のお仕事と掛け持ちをしている方も多く、副業として始めやすいナイトワークです。
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    セクシーキャバクラ(セクキャバ)

    キャバクラのように同席してお酒を飲みながら接客をしますが、ソフトなボディータッチがサービスの中心です。
    同伴やアフターがないお店がほとんどなので、キャバクラよりは営業時間外の対応は少ないです。セクキャバ店では身バレ対策がされていますが、働いている事を絶対に知られたくないのであれば、しっかり対応しているお店を選びましょう。「知り合いが居る地域は避ける」「お店のSNSへの顔出しNG」といった自身でできる対策にも気を使う必要があります。
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    メンズエステ

    アロマオイルでマッサージなどをするリラクゼーションを目的としたエステサロンで、ほとんどの業種と掛け持ちが可能です。
    自由出勤のお店が多いので、昼・夜どちらのお仕事ともシフトを合わせやすいです。
    ただし、メンズエステ同士の掛け持ちは禁止している事が多く、特に風俗店との掛け持ちも禁止されています。
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    チャットレディ

    パソコンやスマホを使って、好きな場所や時間に配信をして自由に稼ぐ事ができるので、どの業種とも掛け持ちができます。
    他の職種のように同業NGなどもなく、複数のサイトに登録することが可能です。注意点として、プライベートな事をいろいろと聞いてくる会員様もいるので、うっかり気を許して最近出かけた場所や本業の話をしないようにしましょう。基本的な事ですが、自分が通学している学校だったり、住んでいる場所などの個人情報を絶対に漏らさないよう気を付けましょう。
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    店内スタッフ

    資格が不要で誰でも気軽に始められます。バイトは数時間だけの勤務でも可能なので、短時間でも稼ぎやすい人気の職種です。
    勤務中は店内を歩き回ることが多く、接客はもちろん女性スタッフのサポートや開店前の準備、閉店後の片付けなどの雑務もこなすため、業務内容はさほど難しくはありませんがそれなりに体力のいるお仕事です。
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    送迎スタッフ

    女性スタッフの送迎をする仕事です。普通運転免許があればOKで、勤務時間も夜間の数時間と掛け持ちしやすく車の運転やドライブが好きな人に向いています。ガソリン代はお店が出してくれますが車は自家用車を持ち込みするのが一般的です。
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    スタイリスト

    キャバクラで女性スタッフのヘアメイクをするお仕事です。勤務時間は3時間程度でヘアメイクした人数による歩合制です。
    最低限の技術が必要なので誰でも気軽にとはいきませんが、美容師見習いや美容専門学校の学生さんなど技術を学びながら稼ぐことができます。
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