クーラーが壊れた

週明けの月曜日、「よし!今週も頑張ろう!」と張り切ってお店に出勤したら、クーラーが壊れていた。電源を入れても冷気が感じられないのだ。
壁のクーラーのスイッチが赤く点滅して[アラーム]の文字。初めてではないこの症状にうんざりしながら、メーカーのカスタマーセンターに電話する。症状を説明すると、明日修理担当者から訪問日時の連絡がありますとのことだ。勝手知ったる流れに私も慣れたもので、「よろしくお願いします」と電話を切る。
そろそろ夜は涼しくなってきたので、おしぼりを冷たいのから熱いのにしようかと考えていたところだったけど、だからといってまだクーラー無しで過ごせるほどではない。クーラーが動かないのなら今日の営業は出来ないと、泣く泣く休みの決断をした。
突然の休み。こういう時は、当店1番の常連さんであるO氏にだけはメールでお知らせをする。「今日はクーラー故障のためお休みします」。すると「もうクーラーはいらない季節」との返信があり、「暑くてもいい」と飲みに来てくれるそうなので、クーラー無しで営業することになった。そして、待つことしばらく。来店するなりO氏は、「ぜんぜん大丈夫さ。暑くない」と言ってくれた。とりあえずホッと一安心だ。
普段から、団体さんが入るとクーラーの温度を下げなければならないほど、人の数が室温に如実に影響を与える。だから、せっかくお店は開けているけど、こんなクーラーの無い日はお客さん来てほしいような、ほしくないような複雑な心境である。
最終的には、O氏以外に2組のお客さんが入ったけど、どちらにも先にクーラーが壊れている旨を伝えて了承してらもらった。しっとりと汗ばむような店内だったけど、帰り間際の「思っていたより暑くなかった」の言葉に、暑さ覚悟で来てくれたんだと感謝。そしてドアを出た途端「外の方が涼しい!」の言葉に、やっぱり我慢してたんだとさらに感謝。
今回の学び「お客さんとクーラーを当たり前と思うことなかれ」でした。

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