釣り銭

 新システムの導入で一部飲み放題を値下げしたので、今までお通しで出していたお菓子セットをやめた。それとほぼ同時にボーイを1人入れて営業時間を大幅に広げた。コロナ禍で人の流れが変わってきている中での生き残り大作戦だ。

 お通しをやめたので、代わりに100円、200円の小さなおつまみをメニューに取り入れた。以前から近くのお店から出前は取れたけど、有料のおつまみは初の試みだ。チョコレートやチーズやナッツなどで手も掛からないし、チリも積もればでちょっとした売り上げになる。滑り出しとしてはいい感じである。

 ボーイは私の娘婿で、過去にもボーイの経験があるので初日からスムーズに働けているようだ。私が夕方にお店を開けて、閉店はボーイにお任せするという流れだ。

 そうなると必要なのが2つの釣り銭の用意。私が帰る時に一旦レジを閉めて、その後の売り上げはボーイである娘婿が閉店時に閉める。釣り銭が今までの2倍必要になる。

 お客さんに渡すお金はなるべく綺麗なお札がいいので、私は常に1万円札で買い物をしては、お釣りから綺麗な1000円札5000円札を探して集めている。1万円札を崩すことが目的で買い物をしていると言っても過言ではない。お客さんのほとんどが1万円札でお支払いするので、綺麗な1000円札は何枚あっても困らない。いつだって足りないくらいだ。

 釣り銭に必要なお金はお札だけではない。100円玉と500円玉もたくさん用意してある。新システムが始まって、客単価を下げた分お客さんの組数は増えたので、釣り銭の消費が早い気がする。過去にしていた500円玉貯金をやめていなければ、少なくとも500円玉には困らなかったはずなのにと、ちょっと後悔している。

 それにしても、スーパーの買い物で1万円札を崩して釣り銭を用意しているなんて、我ながら規模の小さな話だな〜。トホホ。

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