私はシャンプーやボディーソープ、洗剤や醤油まで、開封したその日付けを容器に記入する習慣がある。最初の結婚の時の節約生活の名残りである。それがいつしか範囲が拡大して、今や洗濯機やドライヤーにまで、買い替えた日付けが記入してある。記入し忘れている物もたくさんあるけど、それは私にとって残念なミスだ。
日付けの記入はお店でもやっていて、冷蔵庫には端のほうに“R2.6.10”とある。「突然冷蔵庫が壊れて、翌日に大急ぎで買いに行ったのは2年前のことなのね」と振り返るのは楽しい。
ラップには“R1.10.3”とある。3年経ってもまだまだ使い切れていないなら、次回はケチケチせずにもっと上等なラップを買ってもいいなと考えるのも、日付けを記入することの楽しみや意味の1つなのである。
飲み放題のお酒にも日付けを記入していて、人気、不人気によって減り具合が大きく違う。ウイスキーやレモンサワーやトマトサワーは人気がある。最近、飲み放題に追加したピーチサワーとモヒートも人気だ。なかなか減らない不人気なのは赤玉パンチ。味は赤ワインみたいで美味しいのに何故不人気なのか。
サワー以外にも、飲み放題には泡盛、焼酎、ウイスキー、発泡酒、ソフトドリンク等々あるけど、飲み放題の種類は多いほうがお客さんは嬉しいだろうし、「こんなにたくさんの種類が飲み放題なの⁈」という驚きの声を聞くのは快感で、捨てがたいのも確かだ。
飲み放題の種類を減らすのではなく、不人気なお酒やソフトドリンクを別の人気のありそうな物に入れ替えたいけど、不人気は不人気が故になかなか無くならないので困ったもんだ。まさか捨てるわけにもいかないので、私がちょこちょこ飲んでせっせと減らしていこうかな。