2度目の営業自粛明け、丸々3週間も続いた連休後、長年ずっと続けていた白シャツにベストにネクタイという、まるでバーテンダーのような出で立ちの制服を辞め、私服で仕事をすることにした。
あまりに長い休みで仕事に気合いが入らないのと、頑張って気合いを入れても、まだまだコロナ禍でお客さんがゼロの可能性が高いことを合わせると、私服のゆる〜いワンピースでお店の掃除でもしながら、のんびりお気楽にお客さんを待つのがいいかもと思ったのだ。
実際に私服で出勤してみると、うん、妙なもんである。まるで忘れ物か何かを取りにちょっとお店に寄っただけのような気分で、ちっとも仕事モードにならない。最近よく聞くリモートワークの人達は、通勤もせず家のリビングで、どうやって仕事のスイッチを入れているのだろうか。一応スーツやかりゆしウエアには着替えているのだろうか。今度そういうお仕事スタイルの人に会ったら聞いてみよう。
私服で仕事をするとなると、今日は何を着ようかと毎回悩む。もともと服は多くはないので、悩んでもそう変化はないのにそれでも悩む。そういえば、お店の制服を決めたのもそれが理由だったや。悩む時間とお金の節約。
実は、自粛明けから私服で仕事をしている理由がもう一つある。実は実は、今月1日に結婚し、私は新生「都」になったのだ。お店は今まで通り続けるけど、何かちょっと変化がほしい。それが何で私服で仕事に繋がるの? と聞かれたら上手く答えられないけど、そうなのだ。
お客さんには、結婚のことは追い追い話すとして、先にこの場で結婚報告だ。このエッセイを密かに読んでいるお客さんを発見出来るかも知れない。
これを読んでくれているそこのYOU、「結婚したんだね、おめでとう!」と言ってくれるのを待ってまーす♪