先日の日曜日、よく行くホームセンターに行った。普段はだいたいお昼頃に行くことが多いのだけれど、この前の日曜日は珍しく夕方だった。夕方というより、到着したのは19時半。そのホームセンターの閉店時間は20時。
1階の◯◯コーナー、2階の◯◯コーナーで必要な物を手にしているうちに、思いのほか時間が経っていた。「閉店まで10分です」というアナウンスが流れ、その直後に「蛍の光」が流れ始めた。もう閉店時間だと思うと、気が焦る。
それにしても、久しぶりに聴いた「蛍の光」。急いで買い物をしながらも、閉店のお知らせは今も昔も「蛍の光」なんだな、と少し微笑ましくなった。
以前テレビで、こんな実験を見たことがある。どんな時間帯でも「蛍の光」を流すと、お客さんは急いで買い物を終わらせようとする、というものだ。たとえばスーパーや服屋さんで、12時や14時に流しても、「もう閉店時間なんだ」と多くの人が認識してしまうらしい。
私が以前働いていたラウンジでは、閉店10分前くらいになると、ママさんがラストソングを歌うのが常だった。その曲は、アン・ルイスの「グッド・バイ・マイ・ラブ」。
その後に働いたクラブでのラストソングは、布施明の「そっとおやすみ」だったような気がする。そこはカラオケがなかったので、BGMとして流れていたのだと思う。
閉店のお知らせに、つのだ☆ひろの「メリー・ジェーン」が流れるお店もあった気がする。閉店を告げる曲は、少し悲しげで、どこか淋しさを感じるものが向いているのかもしれない。
ホームセンターで流れた「蛍の光」から、懐かしい思い出が次々と甦ってきた。なかでも「グッド・バイ・マイ・ラブ」を歌っていたママさんのことは印象深い。個性豊かで、美人でナイスバディ、しかも歌が上手かった。迫力ある歌声だった。遠い地元に帰ったと聞いたけれど、元気にしているだろうか。



