うちのお店は時間制。以前は「2時間飲み放題」のコースしかなかったけど、コロナ禍のときにリニューアルして、今は「1時間1500円」と「2時間3600円」の2つから選べるようにした。
どちらのコースも延長OK。値段だけじゃなく内容もまったく違うので、最初に説明してから選んでもらっている。
特に1時間コースはリーズナブルで、新規のお客様にも入りやすい。おかげで狙い通り、新しいお客さんが増えた。女性グループ、カップル、観光客、いろんな人が来てくれるようになった。が、悩ましいのは「1時間で帰ってしまう人」が多いこと。
特に男性の団体さん。カラオケであんなに盛り上がっているのに、なぜか1時間きっかりで「お会計お願いします」と言われてしまう。
あのテンションはいったい何だったんだろう、と思うくらい。「偽りの盛り上がり」だったの?と不思議でしょうがない。
価格も、飲み放題の種類も、店の雰囲気も
「すごいね〜!」「いいね〜!」と喜んでくれているのに、なぜかきっちり1時間で帰ってしまうのだ。
そこで私は、いろんな推測をする。
せっかく松山に来たんだから、このあとキャバクラやクラブなど、女の子のいる店に行きたいとか、あるいは、ほんとは帰りたいのに、先輩や上司に誘われて断れずに来ただけとか。
もしそういうことなら、うちの店が悪いわけじゃない。最初から「早く帰る予定」だったのかもしれない。
でもやっぱり気になる。私と夫はいつも、「どうすればお客さんにもっと喜んでもらえるか」を考えている。だからこそ、延長しない理由。それを知りたいのである。



