私には今後の目標というのがあって、今日はそのお話。
現在、お店の半分にカウンターBARと名前をつけて、そこはスタッフがお客さんとおしゃべりをしながらお酒を作って差し上げる席となっている。そしてもう半分は、セルフBARという名前で、その名の通りお客さん自身がお酒を作るシステムになっている。数年前にそのようにお店を変えたのは、私の接客や労力に頼らない集客をしたかったからだ。不労所得ならぬ、不頑張り所得を目指している。
10年以上も私1人で、カラオケスナックというようなスタイルでやってきたので、当たり前だが私を目当てにお客さんが来てくれる。それはとても有り難いことだけど、私もそろそろ楽をしたくてスタイルを変えることにした。
「ママさん(私のこと)がいるから飲みに来たよ」じゃなくて、「お店の雰囲気が好きだから」とか、「セルフで飲めるお店のシステムが気に入っている」という理由で選んでもらえるようになってほしいのだ。誰がスタッフとしてお店に立っても、集客に影響がないような営業スタイルが理想だ。
来年の12月で私は50歳になる。今後の第一の目標は、50歳までにお店全体をセルフBARにすること。私は黒衣として棚にお酒の補充をしたり、おつまみを作ったりする裏方に徹するのだ。黙々と作業するのが好きな私にとって、裏方は頑張らなくていい理想の働き方。
ただ問題は、セルフとカウンターでは客単価が全然違うので、いずれセルフオンリーにするならもっとお客さんがじゃんじゃん入ってくれなければ厳しい。それに、カウンターでスタッフとおしゃべりをしながら飲みたいお客さんも一定数いる。それになにより、毎日カウンター席に通ってくれる超常連さんがいる。残り約1年で、オールセルフBARにするには問題山積みだ。
第二の目標は、お店が20周年を迎える2028年までに私は完全に引退すること。それが、スタッフを雇うことなのか、お店を手放すことなのかは未定なんだけれども。
現在私は、体調不良でお店を休みがちなので、代わりに夫がお店に立つことが多い。以前のスナックスタイルではお客さんの98%が男性だったので、私の代わりに夫がお店に立つのは厳しかったかもしれない。でも現在は、面積の半分をセルフBARにしたお陰で、お客さんが老若男女様々になっている。セルフBARにして本当に良かった良かった。



