私のお店は細長い。横幅が3メートルに対して、奥行きは12メートルちょいある。この細長い作りを利用して、異なる2つのシステムのBARを両立させているわけだが、でもやっぱりもうちょっと横幅があれば、広ければ、あれも出来たのに、これも出来るのに、と思わずにはいられない。
入り口から見て手前のカウンターBARは、オープン当初から変わらずの、ごく普通のカラオケスナックのようなスタイル。そして奥側のセルフBARは、その名の通りセルフでお酒を作って飲むスタイル。どちらも飲み放題だけど、カウンターの方が料金が高くて、セルフの方が飲み放題のお酒の種類が5倍くらい多い。セルフBARを始めたのはコロナ禍からだけど、私は今、セルフBARに力を注いでるのだ。
セルフBARのお酒の種類は、スタート時からそこそこ揃えていたけど、お客さんの反応が嬉しくてどんどん増えていき、今では棚いっぱいに並んでいる。同じような感じで、ソフトドリンクも種類を増やし、人気、不人気を見ながら品揃えをいろいろ試している。
そして今年の9月に入って、ほんの少し秋の気配がし始めたのをきっかけに、ホットなドリンクをセルフBARの飲み放題のバリエーションに加えることにした。お湯で溶いて作る味噌汁やお吸い物、スープや梅こんぶ茶などだ。ただ、セルフBARの棚にそれらを置くスペースは残っていないので、カウンターの端っこに並べることにした。
「全然寒くないのにホットはまだ早いんじゃない」という夫の声を尻目に作ったホットコーナー。そのために汁椀を買ったし、いい感じにディスプレイするために小物も買い揃えた。それなのに、この約1ヶ月でホットなドリンクを飲んだお客さんは、たったの2人。うーむ。。。
試みは悪くないはずだ。きっと気温の問題だと信じてる。冬になれば「味噌汁とかスープもあるんだ〜!」と喜んでくれるお客さんの声が聞けますように。



