ここ最近、お客さんの忘れ物が多い。忘年会シーズンでお店が忙しいからかも知れない。
つい先日の忘れ物は小さなバック。軽く中を見てみると、財布などの貴重品は入っていなかったので緊急性はないとのんびり連絡を待っていた。翌日の夕方にお客さんから、お店のLINEに連絡が入った。
「鍵の入った小さなバックの忘れ物がありませんでしたか?」
確認すると、確かに鍵の束も入っている。預かっている旨を伝えて、お店のオープン時間を伝え、「いつでも取りに来てください」とLINEを返すと、なんとお客さんは鹿児島の方で、友達の結婚式で沖縄に来てもう鹿児島に帰ってしまったという。なんてこった。
「すみませんが、郵送してもらうことは可能ですか?」とのこと。
郵送はもちろん可能。それにしても、遠方の方の忘れ物は初めてだ。そうか、旅行やらお祝いやら何やらで沖縄に来ているだけで、忘れ物を簡単に取りに戻れない人もいるんだ。
そして、この郵送がなかなか厄介だった。バックの中身は、鍵束の他に、ワイヤレスイヤホン、ライターが入っていたし、そして鍵束の中の1つは車のリモコンキー。
ワイヤレスイヤホンのリチウム電池は船便になるとか、車のリモコンキーは電池が入っているけど空便で大丈夫とか、やっぱり船便だとか、ライターは空便どころか船便も無理だとか難しいルールがある中、忘れ物をなるべく早くお客さんの元に戻すべく試行錯誤の末に発送。
それにしても、「鹿児島に帰って忘れ物に気がついたのかな?」とか、「ちょっと気づくの遅くないかな?」とか、「もしかしてあの鍵束の中の1つが家の鍵なのかな? そりゃ大変だ」とかいろいろ考えてしまう。
そういえば昔、「私は財布を無くした経験はないけど、飲みに行く時は念のためにカードや身分証は家に置いて行く」という話をお客さんにしたら、「そういうところが可愛げがないんだよ。もっと隙がないとダメだよ」と言われたな。可愛げとは何ぞや……。



