あけましておめでとうございます。2025年最初のエッセイです。今年も「オミズなエッセイ」をよろしくお願いします。
お正月のご挨拶といえば年賀状もその一つだけど、私は今年から、お客さんに年賀状を出すのをやめた。年賀状に添える手書きの一言が重荷だった私は、ずいぶん気楽な年末になった。
年賀状をやめた理由は、私のお店が、店員とお客さんとのコミュニケーションを最小限にしたセルフスタイルに変更したということが大きい。新規のお客さんから名刺を頂くこともなければ、名前すら知ることもほとんどないので、もう年賀状がどうこうというどころではないのだ。
世間の年賀状離れという時代の流れというのもあるし、ついでに長いお付き合いのお客さんに対しても、年賀状をやめることにした。
とはいっても、今までのお付き合いもあるので、二、三年かけて徐々に数を減らし、今回から完全にゼロにした。毎年数十枚、多い時は百枚近く出していたので、それをやめたのはなんとも言えない開放感だ。
また、年末には、100円均一で手のひらサイズの小さなカレンダーを買うのが私の恒例。そのカレンダーは、お客さんにお店の休みの日をお知らせする役割をする。
毎月、カレンダーに赤い油性ペンで店休日を書いて店内に張り出すのと同時に、それをスマホで撮りSNSにアップする。大事なSNSネタだ。
今回の年末に買ったカレンダーは、これまでのカレンダーに比べて心なしか少し紙が薄くなっている気がした。きっと燃料やら原材料やらいろんな物が高くなっていく中、サイズを変えずに紙を薄くすることで100円の金額を維持してくれているのだろう。素晴らしい企業努力だ。
仕入れに行くたびにあれもこれも値上がりしているのを実感している身としては、薄くなったカレンダーに熱い声援を送りたい。



