ある日、私の加入している社交組合から封書が届いた。このコロナ禍でいろいろな申請やお知らせがあるので、この1年半ほどは組合からの封書が頻繁に届く。
店舗の開店や移転の時以外は特に組合にお世話になることはなかったので、毎月の組合費がもったいないと感じていたこともあったけど、コロナの流行で飲食店への時短要請や休業要請等の協力金の手続きをいろいろ助けてもらって非常に助かっている。
社交組合からの封書は、松山地区の飲食店で働く人たちへのコロナワクチン接種のお知らせだった。
ワクチン接種の予約は、那覇市役所に直接行かなければならないという。役所の通常業務の終わった18時半からの受け付けとはいえ、募集枠500人以上なのに電話やネットじゃないなんて、密にならないかちょっと不安に思った。
受け付けに1番乗りしようと開始20分前に役所に着いたら、役所の方たちはすでにスタンバっていて、あれよあれよと事が進み、あっという間に予約手続きが終わった。密になる心配は全く無用だった。入ってから出るまであまりに素早ぎて駐車場代ゼロ円だった。
そして肝心のワクチン接種の日。数日前から台風の発生の予報が出ていて、台風直撃と重ならないか心配していたけど全く問題なく、お医者による診察、ワクチン接種、一定時間の経過観察、全てが滞りなく進んだ。無事に1回目の接種が終了。
去年の松山地区のPCR検査の時にも感じたけど、このコロナ禍の中でとても多くの方々が市民、県民のために動いてくれている。当日だけでなく、準備やシミュレーションも含めてたくさんの時間をかけてくれたお陰で、いろんなことが滞りなくなく進んでいるんだろうと思う。なかなか言う場はないけれど、すごく感謝しています。