去年から、コロナによる時短営業や休業を繰り返してきたけど、今回の休業が1番長い。時短要請の時は開店時間を早めて、1人でもお客さんが来てくれればという思いでやっていたけど、休業要請ではお手上げだ。緊急事態宣言が明けるまでは、じっとしているしかない。
時々お客さんから、「お店開けてる?」と連絡が入ると、1組限定とか人数制限とかで営業出来たらいいのにと歯痒くなってしまうけど、コロナが収まるまで我慢我慢。
先日、スマホの写真フォルダを見ていたら、店内を写した写真が出てきた。お店の奥側からカウンターを写していた。少し明るさを落とした照明で、カラオケの電源も入っていて、カウンターにはグラス等もセットされている。お客さんはいないけど営業中の店内だ。日付けは約2年ほど前で、なぜ撮ったのかは全く覚えていないけど、実際よりもオシャレな感じに写っていた。
休業中でも、たまにお店に行くことはある。でもその時は照明は全開にするし、カラオケの電源は入れないし、カウンターはなんだかごちゃごちゃしていて、あの写真とは全然様子が違う。
私はあの写真の景色の中で、本当に働いていたのか? 毎日お客さんとおしゃべりして歌って、飲んでいたのか? なぜだか上手に思い出せない。
20時のオープンに合わせて、17時夕飯、17時半お風呂、18時半化粧、19時半出勤と毎日同じように動いてきたのに、それもずいぶん前の出来事みたいに思える。きっと化粧の仕方も半分忘れているんだろうな。
でも、まあそれはいいとして、営業が再開したら、以前のような日常が戻って来るのかな?
「お久しぶりです。元気でしたか?」から始まって、お馴染みの面々と、またあの頃の賑わいが戻ってくるといいな〜。