コロナ禍による休業要請も時短要請も明け、やっと通常営業が出来るようになった。ようやく思い切り仕事が出来ると嬉しい反面、不安なのは18時に開店して21時には閉店するスタイルに身体が慣れてしまったことだ。私、夜中まで起きていられるかしら？
きっとお客さんにも同じことが言えると思う。早くから飲み始める生活習慣が、このコロナ禍で沖縄中に、いや全国的に浸透してしまったんではないだろうか。そうなるとコロナ以前のように開店時間が遅いのは良くないような……。そこで考えた。
「そうだ！ 時短要請が終わっても18時開店はそのまま続けてみよう」と。
18時に開店するとなると、日中のプライベートの活動時間が少なくなってしまうけど、それも慣れればだいたい大丈夫。まだ陽の沈まない内からの営業も、１ヶ月も続けていれば日常になっている。コロナ以前には、18時開店なんて考えたこともなかったのに。
実は、ずっと前からやりたかったお店のシフトチェンジをこの機にスタートさせた。まずは最初の１歩という事で、お店の面積の半分だけシステムを変更した。そして営業時間は18時開店、午前４時閉店に拡大。もちろん私１人でそんな長い時間を開けられるわけもないので、後半は新しいスタッフにお店に立ってもらう。
コロナ禍で早仕舞いが身に付いてしまったのをきっかけに、私は早めに退散して後は新しいスタッフにお任せするスタイルに移行しようというわけだ。
お客さんには「寝ている間にチャリンチャリンお金が入って来るように新しいシステムにしたんだろう」と言われるけど、まだまだ店内のあちこちに手を加えないといけないので毎日早くからパタパタ動き回っているし、なんだかんだで開店から閉店までお店にいるので、今までで一番長時間労働になっている。まさか４時まで起きていられるなんて我ながら驚きだ。今を乗り越えればきっと軌道に乗ると信じて、しばらくは頑張り時かな。
