去年の11月から、お店の料金システムを、従来のプラン以外にさらにコスパを追求したプランを追加した。利用頻度の少なかった奥の席を有効活用しようとの作戦だ。
松山にはいろんな飲み屋さんがたくさんあり、その中で生き残っていくため、私は今、お酒の種類を増やしたりシステムを見直したりしながら、ゆっくりと世代交代を図っている。今の常連さんの年齢層は私よりちょっと歳上が多いので、新プラン導入と同時に30歳の娘婿にボーイとしてお店に入ってもらって、営業時間を延長しての若返り作戦だ。
新プランは、お客さんからみたコスパ重視なのでお店の実入りは悪くなる。それを成立させるためには仕入れの見直しが大事だ。今までは仕入れの全てを酒屋さんに配達をしてもらっていたけど、これからは自分の足で安いお酒を探さなきゃ！
あちこち見てみて、お酒や炭酸水は業務スーパーが最強みたい。それぞれをボトルや一升瓶、ケースで購入する。お茶やトマトジュース等のソフトドリンクはスーパーが安い。
毎日とは言わないけど、なんだかんだで週に３.４回は仕入れに行っている。狭いお店なのでストックしておく場所が少ないのだ。一升瓶は20種類はあるし、炭酸水も４種類をケース買いだし、その他のドリンクを考えると新たな棚が必要だな。
システム変更と同時に、100円と200円のおつまみもメニューに追加した。その仕入れもスーパーでする。おつまみも安さにこだわったのは、おつまみから利益を得ようとは考えていないからだ。時間制なので、おつまみがあることでお客さんの滞在時間が長くなるようにという狙いなのだ。その効果の程はまだ微妙だけれど。
新プランの導入。仕入れは自分の足で。おつまみメニュー登場。営業時間の延長。なんだかんだが重なって、最近の私は今までにない長時間労働になっている。この頑張りが結果に繋がりますように。
