朝方に体調の悪さで目が覚めた。横になりながらも目眩のような感覚があり、身体の節々が痛む。これはきっと熱もあるぞ。計ってみると案の定38.3度もある。あらら〜。
先週くらいから胸がゼーゼーして咳が出ていた。病院でもらった１日２回のアレルギーの薬をケチって１日１回しか飲んでないせいかな？ 今後はちゃんと２回飲んで、次の休みには念入りに部屋を掃除しようかなんて思っていたけど、体調はどんどん悪くなるし熱もどんどん上がって一時は39.6度にまでなった。埃アレルギーとか猫アレルギーって悪化するとこんなになるの？
熱にうなされながらゼーゼーしながら、先週の娘の言葉が蘇ってきた。「その咳って、あの旅館に泊まったからじゃない？ あの温泉入ったんでしょ？」。急に不安になってスマホで調べてみるとレジオネラ肺炎の潜伏期間は１週間程度らしい。私が例の旅館に泊まったのは去年の夏なので全く無関係だ。一安心。あらぬ疑いをかけてしまった。
３日経って徐々に熱は下がってきても体調良くならない。いつまでもお店を閉めている訳にはいかないので病院に行ってみた。
「なにか効くお薬をください（心の声）」。
熱があるので、病院ではコロナとインフルエンザの検査は必須のようだ。とりあえず陰性が確定してから対応を考えましょうということだったが、検査結果はまさかのインフルエンザＡ型だった。全く予想していなかった。通りで熱が高いはずだ。結局丸々１週間お店を閉めることとなった。
私のアパートは松山の飲み屋街と若狭大通りの間にある。ベッドでダウンしていると、開け放った窓から通りを歩く人々の声が聞こえた。松山から若狭へ移動するのか、若狭から松山へ移動するのか、お酒に酔ってちょっとテンションの高い声が響く。週末だからきっと街は賑わっていることだろう。
金曜の夜、私のお店も営業してたら繁盛していたかな？ そんなことを考えるとちょっと切なくなった。くっ〜！ インフルエンザめ〜！
